作編曲家・ピアニストのshezoo(シズ)を中心に、壷井彰久、小森慶子、小林武文、 4人の卓越したプレイヤーによるアコースティック・カルテット、Trinite 「神々の骨」(2016年)に続く新作ライブレコーディングアルバム「Prayer -sabato santo-」
2018年6月13日リリース
ここには悩ましい夜があり、
人に言えないような憧れがあり、
闇に研ぎ澄まされた牙があり、
忘れられた悲しみと夢がある。エンターテインメントであること、
そこに前衛を忍び込ませること、
言葉がないのに詩があること、
映像がないのに映画的であること、
俳優がいないのにドラマがあること。
それがトリニテの音楽だ。何年も前から、少しずつトリニテを聴き続けてきた。
出会うたびにトリニテは進化してきた。
メンバーひとりひとりのベクトルが一致し、
求心力のある演奏からは、ますます自信がみなぎるようになってきた。
1stアルバム「Prayer」のライヴ盤(ラスト曲のSabato Santoのみ新トラック)である今回のアルバムを聴いてもそれは明らかだ。キャッチーなメロディがあるだけでなく、
そこには展開があり、発展があり、
ポップなくせに不協和な音が浮遊していて、
湿り気を帯びた哀感と、月の光と、悲しい影と、神々の死がある。これはプログレッシヴ・ロックの和製進化形なのか?
現代音楽とロマン派のハイブリッドなのか?少なくとも言えるのは、これはいま境界線上で起きている重要な音楽的事件であり、
あまりにも明るくなりすぎた夜の東京が忘れかけている――しかし決して失ってはならない――暗くて美しい風景なのだ。林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)
1. Baraccone 1
2. 人間が失ったものの歌 Song of the thing which a human being lost
3. Mondissimo 1
4. 天上の夢 Dream above the heavens
5. Mondissimo 2
6. Dies Irae 怒りの日
7. Baraccone 2
8. Sabato Santo
All Muisic written by shezoo
All Muisic arranged by Trinite
web取り扱い:
Amazon、Towerレコード、billbord、楽天ブックス、TSUTAYA、7Netショップ他
CD設置店:
タワーレコード新宿店、渋谷店
配信:
ITUNES
SPOTIFY
AMAZON MP3
AMAZON MUSIC UNLIMITED
上記主要なサイトは6/13にスタート
レーベル:THEGLEE
品 番:GPHR-18003
発売日: 2018.6.13
価 格: 3000円(税込)
Producer:shezoo, Trinite
Director by : Tsuyoshi Kinoe
Recording Engineer:HANAKI Hideyuki
Mixing and Mastering Engineer:TSUBOY Akihisa
Photo and Design:TAKARA Mahaya
Recorded at Kagurazaka THEGLEE on 8.December 2018, Tokyo